活動報告

「桜新町アーバンクリニック」に視察に行きました

先週、世田谷区にある「桜新町アーバンクリニック」に視察に行きました。

ここは複数のお医者さんを中心に、看護師さん、薬剤師さん、ソーシャルワーカー、作業療法士さんや管理栄養士さん、ケアマネジャーなどがチームを組んで、日々車で診療に回る在宅医療のクリニックです。

医療器具などを置いていないせいもありますが、お医者さんも看護師さんも、白衣を着ていないことで、イメージしているクリニックとは違う、親しみやすく温かい雰囲気の場所でした。

写真の1枚目は往診時のバッグに入っている、酸素量と脈拍を測る器具。私も指にはめて診てもらいましたが、正常だと言われ安心しました。バッグには診察・治療に必要なものが全てセットされています。また「肺炎げきたいセット」といって、肺炎を自宅でも治せるように医療器具が揃っていて、さらには患者さんが日ごとにたどる経過とそれに対する注意点、吸引の方法が分かりやすく書かれた家族向けのマニュアルなどもありました。

このクリニックでは最近言われている、タスクシフティング(業務の移管)も進んでいて、お医者さんを中心に看護師さん、薬剤師さんが高いレベルでコミュニケーションを取りながら、チーム医療を実現していました。

先日、横須賀共済病院で視察したAI活用の例もそうですが、新しい取り組みにより、質の高い医療の提供を目指している医療関係者の方とのお話しは、厚労部会長で法案を議論している私にとって、有意義ですし、とても刺激になります。頂いた意見を形にしていけるように全力を尽くします。

桜新町アーバンクリニックの皆さん、忙しい中、温かくご対応頂きありがとうございました!