活動報告

【続報】ウクライナ避難者の方の愛犬 

週末に投稿したウクライナから避難してきた方のペットについて、動物検疫を担当する農水省から説明を受けました。
農水省は今日の14時、メディア向けの説明も行っているそうです。

①マイクロチップによる個体識別。
②狂犬病のワクチンを2回接種。
③抗体検査で所定以下の値。(0.5IU/ml以上)

以上の三点をクリアし、動物検疫所が許可をすれば、飼い主の方の滞在先や支援者の元で直ぐに暮らせます。(詳しくは資料をご覧ください)

これは災害救助犬が入国する際のルールと同じもので、今回はウクライナから、ポーランド経由など、EUへの移動もあった事で、緊急避難でしたが、マイクロチップや狂犬病のワクチンなども済んでいたようでした。

今回ニュースになったポメラニアンも抗体検査を受け問題がなければ、21日からは飼い主と一緒に暮らすことが出来るようです。

今回の一件では、まるで検疫所が毎日3000円を請求し、殺処分になるかのような受け止めをされるような報道がありましたが、そんなことはありません。それどころか、検疫所の職員が、動物愛護の観点から犬の世話をしていることを評価されていいと思います。

今回の一件は、環境委員会でも議論になったので、一連の対応と状況が正しく世の中に伝わるように発信しました。