活動報告

GFP功労事業者意見交換会に出席しました

今日、GFP功労事業者意見交換会に出席しました。

GFPとは、「グローバル・ファーマーズ・プロジェクト」のこと。2015-2017年に自民党の農林部会長を務めた後、日本の農業の次の打ち手として、農産物輸出促進対策委員会の委員長になり、2018年6月に自民党から提言を発表したことが「GFP」のスタートになります。

農林水産物の輸出額世界60位という「輸出途上国」である日本のとるべき政策アプローチは、必要な人に、必要な支援を届けるための生産者コミュニティをつくり、成功事例を生み出していくという考えに至り、「グローバル・ファーマーズ・プロジェクト」という形で取りまとめを行いました。

2018年8月31日、GFPサイトのオープン日には、長野県伊那市にある農業生産法人「WakkaAgri(ワッカアグリ)」の出口友洋代表取締役に、第一号登録者として標高1000メートルの田んぼの中で、「GFP宣言」とGFPへの登録をしてもらいました。

今や、登録数は6,100社以上となりました。特にGFPの活動に貢献いただいた11社を今日表彰をし、その後参加者の皆さんとグループに分かれて意見交換を行いました。「台湾に輸出するには日本の農薬使用を減らす必要があること」「輸出に取り組む生産者がまだまだ足りないこと」「運送コストが高騰していること」や、一方で輸出先国で寿司はもちろん、おにぎり、おでんが高く売れていることなど、現場の声は大変勉強になりました。

私はGFPの「生みの親」として出席しましたが、「育ての親」として継続的に関わってくれた農水省職員はじめ多くの関係者がいたからこそのプロジェクトの発展です。ここまで育てて大きくしてくれた全ての関係者の皆さんに感謝します。ありがとうございます。

GFPの合言葉は、
「1億人ではなく、100億人を見据えた農林水産業へ」
人口減少する日本だけでなく、人口が100億人に向かう世界のマーケットを獲りにいく農林水産業にすれば、日本の持続可能な食い扶持になります。

これからもGFPの「生みの親」の一人として、更に大きく育てていくために全力を尽くします。

GFPサイトはこちら。