活動報告

環境省「スペースデブリ問題に関する検討チーム」中間取りまとめ

環境省では、文科省と協力し、温室効果ガス観測のための専用衛星GOSAT(ゴーサット)1号機を開発し、2009年から11年以上観測を続けています。また2018年の2号機に続き、2023年度には3号機の打ち上げを目指し、現在開発中です。
1号機は打ち上げから11年が経ち、今後スペースデブリ(宇宙ゴミ)化が心配なため、今年3月から省内に検討チームを設置。文科省、外務省、JAXAの協力の下、取組方針をまとめ、今日、井上宇宙政策担当大臣に報告しました。
今後は、井上大臣が座長を務める「スペースデブリに関する関係府省等タスクフォース大臣会合」に向けて、環境省の取りまとめ内容を関係省庁に共有して頂けることになりました。
環境省は廃棄物を担当する役所。スペースデブリ(宇宙ゴミ)防止対策を、GOSAT1号機を通じ自らが率先して行い、国内外の衛星のデブリ化防止対策の進展に貢献していきます。

井上大臣とはスペースデブリ以外の分野(大阪万博や食品ロスなど)でも省庁間のタテ割りを打破し、連携していきたいと思います。