活動報告

環境省の「サステナビリティ広報大使」にゴミ清掃員の滝沢さんが就任しました

昨日、ゴミ清掃員でありお笑い芸人の滝沢秀一さんが環境省の「サステナビリティ広報大使」に就任し、その就任式と対談を環境省で行いました。
私自身も様々な場面で、「ゴミ」について学ぶ機会がありますが、実際に日々ゴミを回収している滝沢さんの話しには、本当に学びが多く、説得力があるなと改めて痛感しました。
滝沢さん曰く、ゴミには2種類で、再生できるゴミか再生できないゴミに分かれる。例えば、同じビンでも化粧水のビンは資源となり、マニュキュアのビンは資源とならない。なぜなら、マニュキュアのビンは汚れや匂いが落とせないからだそうです。
こうやって捨てた後のことを考えると、捨てる時にどう分別すればいいか、少しイメージが湧くのではないかと思います。(分別は自治体ごとで異なるので、住んでいる自治体のサイト等で確認が必要です)
今月は3R(スリーアール)推進月間であり、食ロス削減月間です。
(3Rとは、Reduce(リデュース)、Reuse(リユース)、Recycle(リサイクル)の3つのRの総称です。Reduce(リデュース)は、製品をつくる時に使う資源の量を少なくすることや廃棄物の発生を少なくすること。Reuse(リユース)は、使用済製品やその部品等を繰り返し使用すること。Recycle(リサイクル)は、廃棄物等を原材料やエネルギー源として有効利用すること。)皆さんも日々の3Rを改めて考えてみるきっかけにしてもらえたら嬉しいです。

プラスチックゴミについては、今年7月からのレジ袋有料化が始まり、現在も経産省と環境省合同で、プラスチックゴミを資源化していく方向で法改正などを視野に、関係者で議論を行っています。
国会開会までの期間、私自身も「ゴミ」に関連する多くの現場を視察し、誰にとっても無関係ではいられない「ゴミ」問題について、しっかりと学び、取り組んでいきたいと思います。

台風14号が近づいている地域の方々は、自治体の避難情報などに十分注意し、明るいうちに避難するなど、早め早めの行動を心掛けてください。