環境省は全国にある34の国立公園を管理しています
環境省は全国にある34の国立公園を管理しています。
土曜日にはその中の一つ、「磐梯朝日国立公園」70周年の記念式典があり、主催者として参加しました。この公園は、福島、山形、新潟県にまたがり、2番目に大きな陸域を抱える国立公園です。
福島県と先月末に締結した「福島の復興に関する連携協定」の中にも書かれている、国立公園でのワーケーション促進を自ら実践しようと、金曜日の午後には、磐梯朝日国立公園の中にある「休暇村裏磐梯キャンプ場」で、ワーケーションに取り組んでいる企業の方々、福島をワーケーションの聖地にしようとしている福島県の担当者の方と、オンラインで繋いで意見交換をしました。
磐梯山をバックに風を感じながら仕事をするのはオフィスと比較にならない気持ちよさで、距離さえ保てばマスクが外せることも快適で開放感を感じました。これもコロナ禍での国立公園でのワーケーションの魅力だと思います。
式典当日の朝は、環境省の新型コロナ対策の補正予算の対象事業のガイドの方と「五色沼自然探勝路」を歩き、国からの予算をどのような点に活用するのか説明を受けました。このエリアはクマが出るそうで、クマよけの鈴を鳴らしながらでしたが、私たちの前に出てきたのは、クマではなくカエルでした。まさに、五色沼周辺は今年のショートショートフィルムフェスティバルの環境大臣賞「オアシス」の世界のようでした。また、五色沼はこどもの頃に来たことがある懐かしい場所でもあり、自然や動物が大好きな私は、童心に返ったような気持ちで楽しむことができました。
短い滞在ではありましたが、磐梯朝日国立公園の魅力、福島県が今後ワーケーションの聖地になり得る可能性を十分に感じました。
環境省は国立公園の魅力をさらに高め、多くの方に知ってもらい、様々な利用に対応できるよう、魅力度向上に努めます。
私自身、今回の出張で国立公園の魅力と可能性の大きさに気づかされ、改めてファンになりました。是非、皆さんも全国34ヶ所の国立公園に足を運んでみてください。
追伸、昨夜の九州・四国地方をおそった台風10号の影響により、お亡くなりになられた方々、被災された方々に対し心からのお悔やみとお見舞いを申し上げます。
7月豪雨から復興を目指している地域の方々にとっての心痛は如何ばかりかと思います。
台風シーズンはこれからが本番となります。閣僚の一員として防災・減災のために尽力してまいります。
参考:
環境省「福島の復興に向けた未来志向の環境施策推進に関する連携協力協定~環境から挑む福島の復興、そして希望ある未来へ~」の締結について:
http://www.env.go.jp/press/108364.html
環境省 日本の国立公園:
https://www.env.go.jp/park/
ショートショートフィルムフェスティバル&アジア (SSFF & ASIA)2020「地球を救え! 環境大臣賞「オアシス」:
https://shortshorts2020.vhx.tv/save-the-earth/videos/oasis
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2020.09.08