活動報告

第一回全国知事会「ゼロカーボン社会構築推進プロジェクトチーム会議」が開催されました

昨日、第一回全国知事会「ゼロカーボン社会構築推進プロジェクトチーム会議」が開催されました。
このプロジェクトチームは34都道府県が参加し、昨日の第一回はプロジェクトチームリーダーの長野県阿部知事をはじめ、11県の知事・副知事が出席し、私も約2時間、オンラインで意見交換を行いました。
会議の中では、それぞれの県でゼロカーボン実現に向けた様々な取り組みの発表があり、いずれも前向きで有意義なものでしたが、その中で、山形県の吉村知事によるゼロカーボン宣言が行われたことはサプライズでした。山形県では先日の豪雨被害に見舞われる中、改めて気候変動がもはや気候危機であるとの認識から、宣言に至ったとのことでした。
長野県の表明のきっかけは、昨年の千曲川の氾濫であり、今回の山形県は最上川の決壊と、改めて気候危機への対応は待ったなしだと痛感します。
山形県の宣言により、ゼロカーボンシティの宣言自治体は151、人口は7,115万人になりました。
もう一つ、長野県の阿部知事をはじめ、複数の知事から、国においても「2050年ゼロカーボン」への目標引き上げ、「エネルギー基本計画」における再生可能エネルギーの導入目標の引き上げなど、非常に前向きな意見をいただきました。
今後来月を目途に取りまとめられる予定の政策提言など、知事の皆さんからの声を、脱炭素社会の実現に向けた動きにしっかりと繋げていきます。