活動報告

サーキュラーエコノミーのプロジェクトチームが始動

こんにちは。小泉進次郎です。

昨日、自民党の経済産業部会に資源自律経済プロジェクトチームが立ち上がりました。年内立ち上げに向け準備してきましたが、ギリギリ間に合って良かったです。関係者の皆さんのご尽力に感謝です。

日本ではまだまだ認知度は低いですが、私が環境大臣だった時から、サーキュラーエコノミー(日本語では循環経済)が世界の潮流になっていく事を感じていました。これはカーボンニュートラルのコインの裏表とも言えます。

世界の先進的な企業では、既にこのサーキュラーエコノミーを目指しています。例えばAppleでは、部材を作るパートナー企業に対しても再生可能エネルギー100%を要求し、今後はリサイクル材だけで製品を造ることを発表しています。またオランダは、2050年に100%サーキュラーエコノミーの実現を国家戦略に据えています。

環境大臣だった時にも、日本のリサイクルの環境や技術は諸外国と比べても非常に高く、サーキュラーエコノミーでリーダーシップを発揮出来る可能性を感じていましたが、環境省だけでやり切れるものでは無いと思っていました。

そのような状況の中、今年の秋に、経産省がサーキュラーエコノミーの研究会を開始(メンバーは環境大臣の時にお世話になった方々が多数)。
経産省の研究会資料はこちら。

この動きを自民党としても応援し、政府全体での取り組みに盛り上げるため、この度自民党の経済産業部会の中に資源自律経済プロジェクトチームを立ち上げ、私自身は常任顧問に就任しました(座長は、経産副大臣と環境副大臣の両方とも経験された関衆議院議員)。

今後、年明けから本格的に議論を開始し、2023年の政府の骨太方針に反映することを目指していきます。サーキュラーエコノミーを経済成長の一つの柱とし、日本が世界をリードしていく。その可能性も十分にあるものだと確信しています。

来年はサーキュラーエコノミーに注目し、ニュースなど見て頂けたら嬉しいです。