活動報告

軽自動車のEVから、自動車の電動化は進化する

今日の朝刊で、日産と三菱自動車が発売を開始した新型の軽の電気自動車が想定以上にオーダーがあり、補助金の効果が高いという報道がありました。今日の朝刊の記事

私は、環境大臣の時にEV補助金を倍増しました(40万円→80万円)。それ以来、経産省の補助金も実質倍増され、その効果が販売台数の急増(今年4月は前年比2.5倍の販売台数)という形で出ているようです。当時、日本は軽自動車EVから自動車の電動化が進んでいくと考え(環境大臣の時の記者会見)、支援制度の詳細を官僚の皆さんと考え、今回このように世の中が動き出し、交通分野の脱炭素の歯車が回り始めていることを本当に嬉しく思います。

3年後にノルウェーがガソリン車・ディーゼル車を販売禁止することを皮切りに、ドイツ、イギリス、フランス、アメリカ、中国、日本と次々にガソリン車・ディーゼル車の販売禁止もしくは電動車の主流化へと進みます。

日本はこれからも世界で売れるクルマを製造し、世界の交通分野の脱炭素をリードする。

産業革命のような大変革期に本格突入している日本の自動車業界を競争力高く、持続可能にするために、電動車で技術やマーケットを獲ることを官民上げて強化することが不可欠です。明日で通常国会は閉会しますが、今後は税制も含めて電動化の後押しとガソリン車からの移行を支えることが秋以降の議論になる見通しです。「GX経済移行債」の具体化に向けた議論も含め、日本の将来にとって大事な政策議論の時期が秋以降目白押しです。