2050年のカーボンニュートラル実現に向けて
今日は11時から自民党本部で総務会、11時30分からは環境・温暖化対策調査会に出席しました。私は井上信治会長のもとで、会長代行を務めています。
2050年カーボンニュートラル実現に向け、今日は有識者のヒアリングを行いました。
一人の有識者から、「建築物省エネ法改正案」の今国会提出が見送られる報道を受け残念だという発言がありましたが、私も同じ思いです。なぜなら、この法案はカーボンニュートラル達成に不可欠な内容が含まれているからです。
住宅への断熱義務付け拡大だけでなく、再エネ利用設備の導入効果の説明を建築士に義務付けることができる制度の創設も含まれますし、建築基準法を併せて改正し高層建築物の木材利用の制限を緩和する内容も含まれています。これは、日本の国産木材や住宅分野の需要創出に繋がり、まさに、環境と経済の両立に繋がるものです。
岸田総理は総理就任後初めての海外訪問にCOP26を選び、気候変動政策に積極的な姿勢を国内外に示しています。更に、年頭会見でもカーボンプライシングの最大限活用を明言し、昨日の施政方針演説でも、気候変動対策の投資を早急に倍増させると表明しました。
総理の気候変動政策への積極姿勢を具体化するためにも、建築物省エネ法改正案の提出を後押ししていきたいと思います。
2022.01.18