活動報告

菅総理 総裁選出馬辞退にあたって

昨日、菅総理が自民党総裁選に出馬しないことを表明しました。

昨夕官邸で記者の方に話したことがテレビや新聞により報道されていますが、自身のブログでも改めてお伝えしたいと思います。

「コロナ対策と総裁選は両立できない。コロナ対策に専念したい。」これは総理の本心だと思います。

私は連日総理と何度となくコミュニケーションを重ねました。

菅総理を取り巻く政治情勢が厳しさを増す中、総裁選で現職の総理・総裁がボロボロになる結果に終わってしまったら、総理が一年間で成し遂げた実績すら光が当たらなくなってしまう。

「批判も強かった菅総理の実績が正当に評価される環境を作りたい」という想いでした。

ボロボロになっても総裁選に突っ込むべきだという主戦論もありましたが、私は「退く」ことが今後の菅総理に対する正当な評価につながるという考えでした。総理は連日時間を取って向き合い、聞いてくれました。若輩者の意見に怒っても不思議はないところ、感謝さえしてくれました。

菅総理への評価は人それぞれだと思います。ご批判ももっともなものも多くあります。しかし、評価されていい点は正当に評価して欲しいと思います。

例えば一日100万回をワクチン接種目標に掲げたこと。最初70万回が限界だと思われていた中で、菅総理の決断によって不可能と思われた100万回を突破。この決断がなければ、世界トップクラスに届くことが見えてくるほどワクチン接種は進まなかったことは間違いありません。

他の功績についても今後紹介していきたいと思いますが、残りの任期を菅内閣の一員としてしっかりお支えします。