活動報告

今日「瀬戸内海環境保全特別措置法(瀬戸法)」が与野党全会一致で成立しました

今日は今国会に環境省が提出している「瀬戸内海環境保全特別措置法(瀬戸法)」が与野党全会一致で成立しました。

法律には、気候変動、海洋プラスチックごみ問題などの要素も盛り込んでいますが、最大のポイントは、栄養塩類管理制度を新設したこと。これにより、今までの一律の水質規制ではなく、海域ごとのきめ細かい水質管理へと転換することになります。「水質規制から水質管理へ」ということです。

今後、瀬戸内海地域の自治体をはじめ関係者の皆さんにこの法律を活用頂き、瀬戸内海地域が更に自然と人の共生が進み、地域経済活性化にも寄与することを期待しています。

法案が成立した瞬間、法案審議に備え視察をした時にお会いした兵庫県と香川県の方々の顔が脳裏に浮かびました。大臣として責任を果たすことができて良かったです。

詳細はこちら:
瀬戸法改正の国会審議に備え、兵庫県明石市と香川県高松市を視察しました。

これで、環境省が今国会に提出している法案4本中3本が成立したことになり、残りの1本である「プラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律案」(通称:プラスチック新法)は今日無事に参議院で全会一致の賛成をいただき、次の本会議にかけられる予定です。