100を超える大学がカーボン・ニュートラルに向けた取り組みに動き出しました
昨日は萩生田文部科学大臣、江島経済産業副大臣と一緒に、カーボン・ニュートラル達成に向けた大学等の学長サミットに参加しました。
2050年のカーボン・ニュートラルの達成に向けて、大学が国、自治体、企業、国内外の大学等との連携を強化し、研究開発や実用化の推進、地域やキャンパスのゼロカーボン化などに関わる機能を担うことはとても重要なことです。
そのための大学間のネットワークとして、「カーボン・ニュートラル達成に貢献する大学等コアリション」(仮称)を今年の夏に向け立ち上げますが、昨日はそのキックオフとして、コアリションへの参加意向がある大学等、約120名の学長さんがオンラインで集いました。
2050年カーボン・ニュートラル実現のためには、技術のイノベーションだけではなく、経済社会のルールや私たちのライフスタイルのイノベーションが不可欠です。そのためには人文社会科学から、自然科学まで幅広い知見が必要です。そのような「知」を普及する使命を持つ大学の役割には、カーボン・ニュートラル実現に向けた大きな期待を持っています。
コアリション参加大学の皆さんには、まだ参加していない国内の他大学との連携に加え、海外との連携も視野に入れ、大学を拠点とした地域の脱炭素化の活動、発信を期待しています。
2021.03.24