活動報告

令和2年度3次補正予算案、合計約19兆円が閣議決定されました

令和2年度3次補正予算案、合計約19兆円が閣議決定されました。
環境省からは、「移動の脱炭素化」、「住宅の脱炭素化」、「地域の再エネ主力化」の3つの事業を軸に、予算を編成しました。
その中で「移動の脱炭素化」実現のために必要な「動く蓄電池」にもなる電気自動車等については、再生可能エネルギー(再エネ)とセットで購入支援を実施します。これまで電気自動車は、40万円の購入補助でしたが、再エネ100%電力を利用する場合には、これを倍増します。さらに、充放電設備も合わせて設置すると、合計最大195万円程度を補助します。

再エネについては、自宅に太陽光パネルなどの設備を設置する場合だけでなく、再エネを事業者から購入していることを証明すれば、補助の対象になります。
また、電気自動車等を普及させるためには、持っているとお得だと感じる施策も重要です。先ずは、国立公園の10ヶ所、国民公園の3ヶ所で、駐車料金を無料にします。ちなみに、現在も電気自動車等で行くと富士山の周りの3つの有料道路では、マイカー規制中でも電気自動車等の通行が認められているなどの特典があります。
さらに、国立公園、国民公園では10ヶ所程度の充放電の設備を整備を予定、設置時の自然公園法の手続についても、円滑に進むようにしていきます。
動く蓄電池にもなる電気自動車等への補助に再エネ利用を組み合わせ、さらに充放電設備、利用時の特典整備など、包括的な取り組みによって、「移動の脱炭素化」に全力で取り組みます。