活動報告

スウェーデンのヘーグベリ大使と対談しました

今日、スウェーデンのヘーグベリ大使と対談しました。大使とは昨年の11月、今年の6月と3回目の面会なので、最初から和やかな雰囲気でスタートしました。
テーマは菅総理が発表した、「2050年カーボンニュートラル」の実現について。スウェーデンは2045年までのカーボンニュートラル実現を既に発表しています。
2050年脱炭素に向けての環境省の役割は、脱炭素のための新しい生活スタイルを構築するための施策作りです。具体的には自動車、食、住宅、ファッションなど広範囲になります。例えば自動車については、EV(電気自動車)やFCV(燃料電池自動車)を「動く蓄電池」と位置づけ、消費者の利用につながる政策を推進していきます。
まだ検討段階ですが、環境省が管理する施設にEV・FCVで来た場合に割引を行うなどEV・FCVの方が得になるような施策を考えています。
対談はファッションにも話が広がり、大量の新品の服が一度も着られずに捨てられ、世界で第二位の環境汚染産業とも言われるファッション業界の課題解決のため、環境省がファッション業界と意見交換の場を設置して変革のために動きだしたこともお話しました。
対談の中で大使から、日本の2050年脱炭素宣言について、「京都議定書依頼、ついに日本が環境先進国として返ってきた(Japan is back.)」という言葉がありました。大臣就任依頼、日本を環境先進国として復権させたいという思いで全力を尽くしてきた私としては一番嬉しい言葉でした。
ヘーグベリ大使、ありがとうございました!