活動報告

災害廃棄物の状況確認のため、熊本県を視察しました

木曜日、災害廃棄物の状況確認のため、熊本県を視察しました。
東京で新型コロナの感染者数が増加する中でもあり、大臣視察としては異例の東京からは最小人数の3名(私、秘書官、警護官)で行きました。
更に、感染防止のため現地でのメディア対応も無しにしました。
ただ、今回の視察に同行しなかった職員たちとは、現地からビデオ通話をつなぎっぱなしにしてライブで映像を共有、現地で撮影した写真や動画を霞ヶ関の本省に送ったり、現地事務所スタッフからは視察先の報告を霞ヶ関にタイムリーに送っていました。そのおかげで、帰りの空港の待合室で本省とweb会議をした時には、既に翌日の記者会見の準備のほとんどが出来上がっていました。今までだったら、視察から東京に戻って、役所で遅くまで翌日の記者会見の準備作業をする羽目になっていたでしょう。こんな働き方ができるんだ…と、職員も手応えを感じているようでした。
今回の視察を通じ、コロナの最中での災害の復旧がいかに大変かを改めて痛感をしました。
テレビでも報道されているように、原則、県外からのボランティアを受け入れていないため、片付け等の人手不足は本当に深刻な問題です。また、コロナからの経済回復の兆しを感じ始めたタイミングで被災したことで、心が折れそうだという言葉もありました。事務方には、コロナ後の初めての大型自然災害だという認識を持って、前例にとらわれない支援策を作るように指示をしました。
この週末も梅雨空が続くようです。被災地の皆さんの復旧が少しでも早く進むように、スピード感を持って進めていきます。