緊急事態宣言後初めての記者会見
今日の環境省での記者会見で私が強調したのは主に2点です。
一つは、環境省自身が最大の危機感を持ち「もしも自分が無症状感染者だったら…」という意識を大臣である私自身をはじめ全職員が共有して行動すること。
二つ目は、デジタル化と働き方改革を徹底すること。
テレワークやWEB会議の徹底は、この二つを行動で示すことであり、コロナ収束後の新しい働き方を見据えた取り組みでもあります。
私自身、国会など出席が求められる時以外は、可能な限りオンラインでの業務を行なっています(昨日は一日中テレワーク。今日は記者会見と本会議だけ出勤で後はテレワーク)。環境省職員も、様々な工夫を行い、約半数以上の人がテレワークなど在宅勤務で業務を遂行しています。私の二人の秘書官も交互にテレワークをしています。そして、コロナ対策により国会担当の職員の負担が変わってきた今こそテレワークなどを積極的に取るように指示しています。
今まではテレワークやWEB会議に無縁だった職員もこの機会に経験を重ねているので「最初はストレスを感じたけど、今は慣れて良さがわかってきました」という声が聞こえてきてるのが嬉しい変化です。
環境省記者クラブの主催で週二回開催している「記者会見」については、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、会場内で記者さんが座る間隔を広げたり、マスクの着用、手の消毒を必須にしたり、前回は屋外での会見など様々な試みをしてきました。
緊急事態宣言後初めての今日は、報道各社1名だけの参加とし、それ以外の方はWebを通じての参加という形をとりました。記者クラブの皆さんのご理解に感謝です。
今週末は緊急事態宣言後初めての週末です。
休みなく対応いただいている、医療関係者の皆さんをはじめ、国民生活を支える様々な仕事をしている皆さん、本当にありがとうございます。
緊急事態宣言地域以外の皆さんも含め、「三密」を避け、もしかしたら自分は無症状感染者かもしれないと想像しながら、感染拡大防止への取り組みにご協力をお願いします。
2020.04.10