活動報告

CancerX(キャンサーエックス)に参加しました

2月4日の「世界がんデー」の前日、CancerX(キャンサーエックス)というイベントに参加しました。

このイベントの前に、がん患者さんを支援する場として東京の豊洲にある「マギーズ東京」、地元の横須賀共済病院の「がん患者サロン」を視察し、イベントの中でも紹介しました。

がんに伴う様々な悩み、問題に直面した時に、患者や家族に対する病院の内外でサポートする場がいかに大切か、肌で感じることができました。

また、私からは、早期発見のために、がんの検診率を上げている八王子市の事例もイベントで紹介しました。

自民党厚労部会の国民起点プロジェクトチームでは、昨年のねんきん定期便の改訂に続き、今年は検診率の向上への働きかけ、来月3月には自治体別の検診率のランキングを発表する予定です。そして、がん検診率50%超という国の目標達成をまずは目指して頑張っていきたいと思います。

このイベントのテーマは、「コレクティブインパクト」。様々な立場の組織や人が連携し、根本的な社会課題解決を目指すアプローチを言います。

今回のイベントを通じ、私自身もがんと向き合う人たちの状況について、多くの学びがありました。

ちなみに、私の地元の横須賀市では「がん克服条例」ができました。これはがん健診の受診率を向上させて早期の発見や治療につなげるとともに、がん患者やその家族が有意義な時間を過ごせるよう、在宅医療や緩和ケアを充実させることなどを明記した条例で、今年の4月1日より施行となります。条例を受け、市長は市内に住む中学2年の全生徒を対象に、胃がんの原因とされるピロリ菌の感染検査を無料で行う方針を示しています。

私もがんの克服に向け、政治が出来ることを一つ一つ今後も進めていきます。