外交史料館
先日、外務省の外交史料館を訪問しました。
9月にニュージーランドを訪問した際に、ニュージーランドの国立図書館を視察したことがきっかけで、その際一緒だった小渕優子議員と訪問しました。
外交史料館は、幕末以来の日本の外交史料を保存し,一般公開もしている公文書館です。
通商条約などの貴重な条約書、外交に関する貴重な資料が展示されていたり、文書の閲覧室もあります。
個人的に嬉しかったのは、曽祖父の小泉又次郎の花押(かおう)(花押とは、署名の代わりに使用される記号・符号で、日本国政府の閣議での閣僚署名では、明治以降も花押で行うことが慣習となっている)を見れたこと。
また、戦後日本国憲法が制定される過程で、白洲次郎氏とGHQのホイットニー准将がやり取りした、「ジープウェイレター」はとても興味深いものでした。
最後に、吉田茂元首相から寄贈された多くの本を見せて頂きました。洋書も多くありましたが、本棚を眺めていると、葉巻を吸いながら読書する吉田首相の姿が自然と思い浮かびました。外交史料館で見せて頂いた多くの資料も、実際に近くで見ることで、歴史と今の繋がりをより太く感じることが出来たし、後世に対する政治家の責任を改めて突きつけられている気がしました。
外交資料館:
https://www.mofa.go.jp/mofaj/annai/honsho/shiryo/index.html
2018.10.13