活動報告

越後妻有(えちごつまり)アートトリエンナーレ2018

先日、横須賀の上地克明市長と、「越後妻有(えちごつまり)アートトリエンナーレ2018」に行ってきました。上地市長が掲げる谷戸(やと)再生にアートの力を活用する構想のための視察です。私も以前から一度行ってみたいと思っていましたが、本当に素晴らしい取り組みでした。

過疎高齢化の進む日本有数の豪雪地の越後妻有(新潟県十日町市、津南町)を舞台に、2000年から3年に1度開催されている世界最大級の国際芸術祭です。

作品が展示されている場所は、東京23区の1.2倍の広さで、期間中の展示作品数は約400のため、とても全てを観られませんでしたが、天気にも恵まれ、学びある視察になりました。

特に印象的だったのは、「川はどこへいった」という作品。昔の信濃川の位置が黄色い旗により再現されたものです。
広大な田んぼの中に作品があるので、作品と自然を同時に鑑賞できて、これぞ大地の芸術祭だと思いました。

お昼に行った「上郷グローブ座」という演劇仕立てのレストランも素晴らしかったです!
食材や料理はもちろん、料理の説明や配膳まで、地元津南町(つなんまち)の女性たちによるもので、この芸術祭が住民参加型になっていることが素晴らしいなと感じました。

私の地元の横須賀や三浦も、海に囲まれ自然がたくさんあるところなので、いつかこんな芸術祭が出来たらステキだなぁと思います。