活動報告

横須賀淡島神社の流し雛

地元・横須賀の相模湾側は東京湾側とは一味違う魅力が溢れていますが、この日は思わぬハプニングに遭遇しました。

芦名海岸にある淡島神社は、流し雛で有名で、これは一年間人間の身についた、けがれや災いを人形に託して海に流す古事に基づく、3月3日のひな祭りに行われる行事です。

高台にある神社から、巫女さんたちがお雛さまを乗せた船を海に運び、お雛さまの乗っている船を引きながら海を3回廻る間に、人々の思いが書かれた紙のお雛さまを海に流します。(紙のお雛さまは、水に溶ける素材で作られた環境にも優しいもの。)

私は以前参加した時と同様、紙のお雛さまを海に流す役で、巫女さん、地元の方々たちと一緒に、小船に乗りました。
そして、2周目で、多くの人たちが集まっている砂浜でエンジンが止まるというハプニング。

2周で断念かと思っていたら、なんとか復活!

そして、3周目に突入して沖まで出たら、今度は沖でエンジンが再度停止…。

最後はまた復活してなんとか無事に港に戻ることが出来ましたが、長年流し雛に参加していて、初めてエンジントラブルという貴重な経験をしました。

おかげで、終わった後は関係者のみなさんと「来年はいざという時のためにオール(櫂)を積んどこうなぁ」と和気あいあいの雰囲気に。また、滞りなく物事が進むことのありがたみを改めて感じる機会になりました。

皆さんも、何が起こるかわからない横須賀の淡島神社の流し雛、ぜひ見に来てくださいね。