活動報告

3.11は福島県いわき市四倉海岸へ

今日は東日本大震災から12年。今年の福島の課題はなんと言っても処理水の海への放出です。この難しい課題に前向きに取り組んでいる一つの団体が、日本サーフィン連盟。大会などで処理水がどういうものかなど説明するブースや広報などを積極的に行い、海を愛するサーフィンの世界の皆さんに地道に訴えを続けています。

今年は6月にいわき市で全国大会、9月には世界大会も予定されている中、仮に処理水が海に流されても大会を成功裡に開催するためには国の支援も不可欠です。福島が再び風評被害で苦しむことにならないように、福島の海でサーフィンをする人たちが必死で頑張っています。

私自身、学生時代にサーフィン(ロングボード)をやっていてサーフィン議連のメンバーとして活動もしています。なんとかサーフィン連盟の努力が報われるように後押ししたいと思い、今日はいわき市の四倉海岸で15,6年ぶりにサーフィンしてきました。

311日に福島の海でサーフィンすること」に地元の方々の思いはどうなのか、そこが一番心配だったのですが、「大丈夫」と背中を押してくれたのが地元の福島サーフィン連盟の方々でした。今日は小学生や中学生の子どもたち(ふたば未来学園で会ったことのある子がサーファーとして来てくれた!)ともサーフィンができて、忘れられない日になりました。まさか、311日に福島でサーフィンを再開することになるとは。自分の大好きなサーフィンと福島が新たに繋がって、福島が一段と大事な場所になりました。

帰り間際に小学生の男の子がこう言ってくれました。

「またサーフィンしに来てね。いつもここでサーフィンしてるから。」

福島の海でサーフィンする子どもたちのためにも、今年の処理水放出が少しでも理解されるような取り組みを強化していきます。

そして、福島にまたサーフィンしに来ます。もちろん、処理水放出後も。次回は世界大会の開催地の南相馬市の北泉に行けたら嬉しいです。

福島サーフィン連盟の皆さん、最高に癒される時間をありがとうございました。