活動報告

打ち明けやすい親でありたい

こんにちは。小泉進次郎です。

昨夜の総理秘書官の発言の報道を見て、環境大臣だった時に予算委員会での質問を思い出しました。

その時の質問は「あなたの息子の性的指向が同性だったらどう思うか」ということ。

大臣として答弁に立つ場なので回答は基本的には役所が用意してくれます。ただこれは自分の息子だったら…という問いなので、自分で考えるよと言って、役所の答弁は作らず私の言葉で答えました。

以下はその時の答弁(中略含む)です。
「〇国務大臣(小泉進次郎君) 一人一人が幸せに生きるための多様な選択肢のある社会を実現をしたい、それが私の政治家としての思いであります。親としては、ただただ子供には幸せに歩む人生を生きてもらいたい。その上で、仮にLGBTであったら、打ち明けやすい親でありたいと思いますし、そういった社会を実現するために政治家として全力を尽くしたいと、そういう思いです。」「(中略)同性婚、私は賛成の立場です。」

今回の発言の報道をみて、改めて感じることは、政府が取り組む異次元の少子化対策には、多様な価値観・生き方を否定するような発想では良い意味で「異次元」の政策には絶対にならない。

少子化対策の視点とは少し異なりますが、例えば国民の多数も、野党ほぼ全ても賛成していて、自民党の一部が反対している選択的夫婦別姓導入くらい踏み込む、このくらいの政策転換は必要でしょう。

「異次元」とは、自民党自身が過去の限界を超える政策に踏み込むことだと思います。

(写真は2020年1月衆議院予算委員会で環境大臣として答弁している時のもの)