活動報告

「オフグリッド」のトレーラーハウス

先日、三浦市にある「オフグリッド」のトレーラーハウスを神奈川県の黒岩知事、三浦市の吉田市長と一緒に視察をしました。

オフグリッドとは、電力会社の送電網につながっていない状態、あるいは電力会社に頼らずとも電力を自給自足している状態をいいます。

このトレーラーハウスの電力は再生可能エネルギー(太陽光パネルを設置)とその再生可能エネルギーを蓄えた蓄電池だけで、全てをまかなえているそうです。(昨年9月から住んでいて、これまでトラブルなし)冬の暖房が必要な際には、薪ストーブを使って補完したり、バイオマスのトイレでは水を使わなくても処理するなど、自立した暮らしが出来るので、災害で電気や水が一時的に途切れても、一定の暮らしは守られます。

木で作られていて、まるで山小屋にいるようで、海のまち三浦にいることを忘れそうでした。

車輪も付いているので、移動も可能ですが、コンテナタイプの方は、三浦市がワクチン接種の際の作業場として利用したそうです。

災害時には被災地に移動して移動避難所や仮設住宅にもなり、日頃はオフグリッドハウスとして生活ができる。

さまざまな活用方法のあるトレーラーハウス、私が以前から唱えるエネルギーの地産地消の実現可能性が感じられる場所でした。このような具体的な事例がどんどん進むよう、規制改革など、課題解決に取り組んでいきます。