活動報告

動物愛護を担当する大臣として映画「犬部」のイベントに参加しました

火曜日(13日)は、映画「犬部」のティーチインイベント(※)に、動物愛護を担当する大臣として参加しました。

映画「犬部」は2004年頃、青森県十和田市にある北里大学(十和田キャンパス)に実在した動物保護サークル「犬部」を設立した獣医学部の学生(現在は獣医師)を主人公にした実話に基づくストーリーです。

昨日は主演の林遣都さん、篠原哲雄監督とのトークセッション、その後北里大学の獣医学部の学生さんとのオンラインによる質疑応答に参加しました(林遣都さんのデビュー作「バッテリー」が好きな私としては林さんにそのことをお伝えできて嬉しかったです。映画に出演した保護犬「チエ」も人懐っこく可愛かったです)。

トークセッションでは、「犬部」設立の2004年当時と現在で動物愛護を取り巻く環境もかなり改善したことをパネルで説明しました(殺処分数の低下や動物虐待の罰則強化など)。

コロナ禍でペット人気が高まり、安易に飼う人が増えたからか、ペットを捨てる人も増えているといいます。「犬部」を観たら、きっと犬やペットを飼いたくなる人が多いと思いますが、どうか安易に飼わないでください。この映画を通じて、犬をはじめとする動物の命と向き合うことの重みや、動物愛護行政に関心を持ってもらえることを期待しています。

環境省の動物愛護の取り組みはこちらをご参考にしてください。

※出演者や監督とのトークショー、試写会、質疑応答、懇親会などを組み合わせた映画業界のイベントのこと。