活動報告

福島県立ふたば未来学園中学校で「リーダー学」の講義をしました

今日は私が創立前より関わり応援してきた、福島県立ふたば未来学園の中学校で講師をしました。
今回のテーマは「リーダー学」。ふたば未来学園が毎週行なっている「哲学対話」という形式で、最初に私からリーダーについて1時間の講義と質疑応答を行い、その後生徒さんが個々に問いを作成。問いを一つだけ選び、参加者みんなで問い、考え、語り、聞くを繰り返していき、思考をするという形の授業です。

今日の問いは「誰もがリーダーになれるのか?」というもの。
私からは、実体験を交えながら双方向の対話の中で、リーダーシップだけでなくフォロワーシップについても触れながら、少しでも中学生の役に立てればという思いでお話させてもらいました。
リーダー学の講義の合間には、日本代表レベルのバドミントン部の選手たちを激励したり、中三のクラスに立ち寄ったり、保護者の皆さんとも話をしたり、旬の野菜の給食も頂いたり、濃密な時間を過ごすことができました。

ふたば未来学園の建学の精神は「変革者たれ」。震災と原発事故という、人類が経験したことのないような災害を経験した地域の学校には、これまでの価値観や社会のあり方を根本から見直し、新しい生き方、新しい社会の建設を目指し、変革を起こしていく人材を輩出することが求められています。
今日の「リーダー学」1回目の授業が、生徒たちの思考を広げ、変革者として歩む彼らに対して何かの支援になれば嬉しいです。

帰り際には、ふたば未来学園の「カフェ部」が経営する『caféふぅ』特製のコーヒーを頂きました。
ふたば未来学園に来る度に、次世代に繋ぐ意味を感じます。また次回、ふたば未来の皆さんと会うのが楽しみです。今日はありがとうございました!