活動報告

未来の子どもたちに豊かな海と海岸を残すために

週末は、日本財団と環境省による全国一斉清掃キャンペーン「秋の海ごみゼロウィーク」のキックオフイベントに参加しました。
海へのゴミ流出を少しでも防ごうと9月12日から「WORLD CLEANUP DAY」までの1週間、日本全国の約400箇所で清掃活動が行われ、20万人が参加する予定です。
マンガ「ワンピース」のルフィに扮した日本財団の笹川会長と一緒に会場の東京タワー近くの公園でゴミ拾い。イベントには多くのコスプレイヤーの方も参加・協力してくれました。
一見ゴミがたくさんあるようには見えないのですが、植え込みの影などに、タバコの吸殻、飲み物の缶・ビンやお弁当の容器など、たくさんのゴミを拾うことになりました。
昨年のG20の大阪ブルー・オーシャンビジョンで「2050年までに海洋プラスチックごみの追加汚染をゼロにすることを目指すこと」を首脳レベルで合意しました。

7月から始まったレジ袋有料化によって、少しずつ世の中でプラスチックに関する問題意識が高まってきたと思います。今、私たちが行動を起こさなければ、魚以上の量のプラスチックが海の中に溢れることになりかねません。気候変動政策に真剣に取り組まなければ、今世紀中に日本の砂浜の9割はなくなりかねません。未来の子どもたちに豊かな海と海岸を残すためにも、マイバッグ、マイボトルの利用など、どんな小さなことでも一人一人が行動を起こし、世界を変えていきましょう。

「一人の百歩より、百人の一歩」

今回の海ごみゼロの取り組みが、海を抱えている地域だけではなく、川も山も全ては繋がっているという理解のもとに広がっていくと嬉しいです。
雨の中参加してくれた皆さん、ありがとうございました!