活動報告

安倍総理の辞意表明を受け、次の自民党総裁選について想うこと

昨日、安倍総理が辞意を表明しました。
速報が流れたあと、私は昨日の16時からの臨時閣議で直接総理から辞意を固めるに至った想いを聞きました。17時の記者会見で総理が言われていたように、「体調が理由で誤った政治判断をすることがあってはならない」という言葉に、総理の強い責任感を改めて感じました。まずは「本当にお疲れ様でした」と敬意を込めて申し上げたいと思います。
私自身、次の体制ができるまで環境大臣としての職責を全力で全うします。(明日は福島県で開催される「福島復興再生協議会」に出席)。

一方、自民党では次の総裁を選ぶための総裁選に向けた動きが加速しています。
総裁選は、全国全ての党員による投票で行われるべきです。誰が総裁になったとしても、全党員が投票した結果選ばれたということが力になると思います。
そして、国民の皆さんにも自民党の総裁が選ばれるプロセスを広く共有することが、政治の信頼回復に寄与するとも考えます。国際社会も、安倍総理の後のリーダーを日本がどのように選ぶのかを注目しているはずで、民主主義国らしく、堂々と全員参加の選挙をやるべきです。
自民党員の中にも自民党に対しては、様々な意見があります。良い時もそうでない時も支えてくれている党員の皆さんにとって投票の機会が得られないことになれば、この機会に党員を続けることに疑問を持つ人も出てくるでしょう。多様な党員の声を反映する機会は重要です。
一部の報道では、全党員投票をやらないことが既定路線とも報じられていますが、誰の利益にもなりません。私のような考えを持つ議員は党内にもいるし、地方議員からの声も届いています。中には既に党員投票の準備に動き出した県連もあると聞きました。想いを共有する仲間と連携して声をあげて党内に働きかけていきます。