活動報告

「レジ袋チャレンジ」が始まりました

7月1日からレジ袋の有料化がスタートします。
環境省では6月25日から「レジ袋チャレンジ」というキャンペーンを始めました。
今回アンバサダーに就任していただいた、西川きよしさん、さかなクン、トラウデン直美さんたちと一緒にキャンペーン開始を発表しました。
海洋プラスチックごみについては、昨年のG20大阪サミットで、2050年までに海洋プラスチックごみによる追加的汚染をゼロにまで削減することを目指す、大阪ブルー・オーシャン・ビジョンが共有されました。現在、ビジョンを共有する国は20から4倍の86にまで広がっています。
改めてなぜレジ袋を減らそうとするのか? 日本のプラスチック廃棄量は米国に次ぐ世界第二位であり、既に世界の60か国以上がレジ袋の禁止を含めた規制を実施、また大阪湾に沈むレジ袋が300万枚あるそうで、これは大阪市の人口約270万人が全員1枚はレジ袋を海に捨てている計算になります。

なぜレジ袋を有料化するのか?

このままでは2050年の海は魚よりプラスチックが多くなってしまう。そんな危機感から、プラスチック全体の使用量からみると、レジ袋は決して大きい数字ではありませんが、プラスチック削減に向けて誰もが出来て、分かりやすい、具体的なアクションとしてレジ袋をやめてマイバッグにしようという「レジ袋チャレンジ」を始めます。
この「レジ袋チャレンジ」の目標は、レジ袋をもらわない人の割合を6割にすること。今年の3月に行ったアンケートでは、店頭でレジ袋を1週間に1枚ももらわなかった人の割合は3割だったので、これを2倍にしようという目標を掲げています。
発表イベントでは、アンバサダーの皆さんが使っているマイバッグを紹介しあったり、CM制作の苦労話、最後にはそれぞれの「レジ袋チャレンジ」宣言を発表しました。
私のチャレンジは、「断レジ」(正確には断レジ袋なのですが、敢えて言いやすい「断レジ」としました)。とにかくレジ袋はやめて、マイバッグを使うことを徹底し、目標の数字に少しでも貢献したいと思います。
今後は、テレビCMや山手線のラッピング広告、また専用のWebサイトでは、個人、企業、団体、自治体の取組みの紹介などを順次展開していきます。
テレビCMは今日から流れます。三人のアンバサダーの歌は、覚えやすくて、思わず口ずさんでしまうメロディです。「レジ袋チャレンジ」、皆さんの参加を期待しています。ご家族、ご友人にぜひ拡散お願いします!

みんなで減らそうレジ袋チャレンジサイト