活動報告

ペーパーレスに関する衆議院規則の改正が可決されました

今日の衆議院本会議で、質問主意書、政府答弁書(注)のペーパーレスに関する衆議院規則の改正が全会一致で可決されました。

取り組んできた国会改革の一つの成果です。これまで国会改革は、動かない、進まない、出来っこない、と見られていましたが、この一つの実績が持つ意味は決して小さなものではありません。「出来っこない」という悲観的な見方から「やればできる」という対象に変わったわけですから。

これまで質問主意書、政府答弁書は全議員に印刷物で配布していましが、この改正によって電子データでの閲覧に切り替わります。次の国会でテスト運用し、安定的な運用を確認した上で、次の次の国会から本格的に運用となります。このことで年間約5,000万円の経費削減が見込まれています。

改革の実現は、多くの関係者の粘り強い働きかけと行動の賜物です。その中でも、特に熱心に汗をかいてくださった松本洋平議員を本会議終了後に訪ね、似顔絵付きのマグカップを感謝の気持ちとしてプレゼントさせてもらいました。持つべきものは良き先輩。感謝、感謝です。

国会改革は始まったばかりですが、まずは一つ、壁を越えることができました。一歩一歩これからも国会改革の実現に取り組んでいきます。

(注)
質問主意書:国会法第74条の規定に基づき、国会議員が内閣に対し質問する際の文書。
政府答弁書:質問主意書に対する内閣の答弁が記載された文書。